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猫背を改善したい方必見!筋トレとストレッチだけでは治らない理由

自宅でパソコンや携帯を見る時間が増えて、姿勢が猫背になってきてしまった!
テレビやネットで筋トレとストレッチが大切ってよく聞くけど、本当にそれで改善できるのか?

こんなお悩みや疑問を解決します。

本記事内容

筋トレとストレッチだけでは、猫背が治らない理由
猫背の
原因
猫背改善の落とし穴

猫背改善ストレッチ・筋トレ
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※専門用語の解説は最後のリンクにあります

こちらの記事を読み終わったら、筋トレとストレッチ以外にも改善に必要なことがわかります。

・3分で読めるので、本気で改善を目指す方は最後まで読んでみてください。

筋トレとストレッチだけでは、猫背が治らない理由

筋トレとストレッチだけでは猫背が改善できない理由を解説していきます。

◎人はあらゆる感覚情報を感知できる感覚受容器が備わっています。

その一つの前庭覚(耳石器)は、頸部や体幹、四肢の伸展【伸ばす】機能があります。
この機能が働いていないことで、身体は丸まり、四肢は屈曲してしまいます。

そのため、筋トレやストレッチをしても前庭の機能不全があれば丸まってきてしまうわけです。

◎本当に改善したい場合は感覚器にアプローチをしないといけないということになります。
※他にも感覚器はあるため、あらゆる評価をして改善に向けた包括的なアプローチが重要です。

目次

前庭覚について

①:前庭覚は半規管と耳石器からなる【耳の奥にある】

②:半規管は前半規管・外側半規管・後半器官からなる【頭部の左右、横回転、上下、縦回転を感知する】
→ 平衡感覚や頭部の位置、空間の構成とその空間での自分の位置を認知する

③:耳石器は、卵形嚢と球形嚢からなる【頭部の左右・前後・上下の直線加速を感知する】
→抗重力筋の抑制と頸部や体幹、四肢の伸展筋群に関わる【※前庭脊髄反射】

④:眼球運動【※前庭動眼反射】

⑤:内分泌系機能(消化・吸収・循環・排泄など
※めまい

上記が前庭覚の役割になります。

猫背の原因

原因①:習慣的な動作パターン(日常の習慣化された姿勢)
原因②:筋力不足
原因③:柔軟性の低下(筋肉と組織)
原因④:前庭覚の機能不全

それぞれについて解説していきます。

習慣的な動作パターン(日常の習慣化された姿勢)

例えば、上記の画像はパソコン【携帯】を使っているときの姿勢になります。
日常的に習慣化されると、クセになり猫背の姿勢になってきます。(※上位交差症候群)

そのため、日常的にスマホやパソコンを使っている方が増えた今、猫背の人が増加しています。

筋力の不足

姿勢を保つための筋力が低下してしまうと姿勢が保てず猫背を誘発します。(写真で言えば背中の筋肉)
ただし、アウター(表層)にある大きな筋肉群だけを鍛えれば良いわけではありません。

姿勢の保持に必要な深層にある筋肉、トニックマッスルを鍛える必要があります。
(トニックマッスルは※低閾値※分節運動によって鍛えられる)

柔軟性の低下(筋肉と組織)

猫背などの姿勢不良はアウター(表層)の大きな筋肉の関与が大きいため、柔軟性の低下は猫背の原因に。
また、筋膜などの構成に含まれるヒアルロン酸は、同じ姿勢でいると固まり、柔軟性の低下に繫がります。

前庭覚の機能不全

前庭覚に問題があると身体や四肢が丸まり、屈曲した状態になってしまいます。

こちらが、テーマの筋トレとストレッチだけでは猫背が改善できない理由だったりします。

猫背改善の落とし穴

参考画像:マッスルインバランスの理学療法

上記はスウェイバック姿勢という姿勢です。
こちらは、よく街中で見かける姿勢で、姿勢の検索をすると自分はこの姿勢だという方もよく聞きます。

このスウェイバック姿勢には、猫背改善の落とし穴があります。

では、こちらを解説していきましょう。

スウェイバック姿勢

まず、この姿勢で重要なことは反り腰であるということです。
ものすごい反り腰なゆえに身体のバランスを保つために猫背になっているのです。

このことから、猫背には落とし穴があり改善するためのアプローチも変わってくるのです。

スウェイバック姿勢の特徴

① 頭部が前に出る
② 背中の上部が丸まる(猫背)
③ 背中の下部が反る(反り腰)
④ 骨盤が前に移動する
【骨盤は後傾もしくは中間位】

上記が特徴になります。

改善に大切なことはなぜその姿勢になっているかです。
その根本にアプローチしながら筋トレやストレッチをすることが大切です。

猫背改善ストレッチ・筋トレ

エクササイズ一覧
①フォーススタンスストレッチ
②キャット&カウ
➂ローリングチェア
④クローリング

①フォーススタンスストレッチ

◎広背筋のストレッチ

☆やり方

①四つん這いになり、片方の手をもう反対の手の前に置く。
②正座するようにお尻を若干斜め後ろ【伸ばしている側】にを引いて、前に出した方の脇腹の伸びを感じる
③5~7秒程度、伸ばした状態で息を吸う→吐く→止めるを行う
④元の位置に戻り、繰り返す

②キャット&カウ

◎胸椎の可動性や肋骨を閉じる。胸郭肩甲帯の安定化など

☆やり方

①四つん這いになり、地面を手でしっかり押して背中を丸めていく。
②しっかり息を強く吐きながら丸める
③背中を丸め、息を吐ききったら、その場で背中に空気を入れるように息を吸う
④吸いきったら、再度息を吐ききる
⑤二回ほどこれを繰り返し、四つん這いに戻る
⑥繰り返す・5回ほど
※反り腰改善のエクササイズの一つでもある

➂クローリング

体幹部や肩甲骨周りの筋肉を鍛えることができる

☆やり方

①四つん這いになる
②膝を1~2㎝浮かせる
③5~10秒キープ
④膝を下す
⑤繰り返す・5~10回ほど行う
※腰が反らないように気を付ける・しっかり手で地面を押す

④ローリングチェア

前庭器の活性エクササイズ

☆やり方

①体育座りをし、手で足をつかむ
②ダルマのように前後に転がる
③10回ほど繰り返す
※体調が悪くなる可能性があるため、注意して行う

以上が今回紹介する改善の筋トレやストレッチ、エクササイズになります。

毎日コツコツ行ってみてください。

まとめ:猫背の改善にはあらゆるアプローチが必要

本記事の内容をまとめます。

猫背の改善をするために。

①仕事中などで、姿勢が悪いと感じたら30~60分に1回、背伸びなどをして姿勢を正す
②緊張している筋肉をほぐす
③弱化している筋肉を鍛える
④前庭覚を鍛える【改善する】

テーマにあるように筋トレとストレッチだけで改善というわけではありません。
いろいろな角度からアプローチしていきましょう。

また、すぐに治るものではありません。毎日コツコツ行うこと姿勢が正されてきます。

根気強く頑張っていきましょう。

姿勢だけでなく、機能不全からくる不調などを取り除きたい方はパーソナルジムをご活用してみてください。

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